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Prove yourself right.

ライバルに差をつけろ!今日から使える実践配置学

みなさんごきげんよう。講師の野口之俱夫です。

シーズン1が終了しましたが、みなさん結果はいかがだったでしょうか。

新環境でいきなり好成績が残せた方も、まったく潜らなかった方も、

本日の講義をしっかりと聴いてポケバンク解禁後のスタートダッシュに繋げていただきたいですね。

 

 

それではさっそく講義に入りたいと思います。

本日のテーマは「配置学」です。

 

 

ここで言う配置とは、PT6体の配置・並び順のことを指します。

一般的には、PTの軸・コンセプトとなるポケモンを左上に配置したり、相性補完に優れた2体を横に並べるなどのルールがあるようです。

 

 

では、ここで具体的な例を見てみましょう。

 

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ハッサム / スイクン / キノガッサ / ラティオス / カバルドン / ドリュウズ

の6体です。このPTをどのように並べるのが正しい配置と言えるでしょうか?

 

(1) カバルドン / ドリュウズ / ラティオス / ハッサム / キノガッサ / スイクン

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大半の方はこう並べると思います。

カバドリラティハッサムガッサスイクン…有名な並び方ですね。

 

はっきり言いましょう。この配置は0点です。

 

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なぜ0点なのか、理由を説明する前に次の(2)の配置をご覧ください。

 

 

(2) スイクン / ハッサム / ドリュウズ / キノガッサラティオス / カバルドン

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見せ合い画面でこの配置を見た対戦相手はどういう反応をしてくるでしょうか?

大きく分けて3種類のパターンが考えられます。 

 

 

1つ目は「馬鹿にしてくるタイプ」です。

 

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馬鹿にされているイメージ

 

配置とは、上級者にとってはいわば常識であり、また礼儀作法のようなものでもあります。

「なんだ、こんなことも知らないのか。相手は初心者だな」相手はそう感じるかもしれません。

そうして相手があなたの配置を見て油断してくれたらしめたもの。悠長なプレイングは隙を生みます。

相手のミスプレイに付け込んで、有利な形勢に持ち込みましょう。

 

 

2つ目は「イライラしてしまうタイプ」です。

 

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イライラしているイメージ

 

配置にこだわるプレイヤーの中には、格式ばった配置に美しさを感じる人も少なくありません。

自分の哲学に反する配置を見た彼らは、きっと苛立ちを隠せないことでしょう。

そのような心理状況下では正確な選出・立ち回りを続けることが難しいのは言うまでもありません。

 

また、中にはあまりにイライラしすぎて見せ合いで切断してくるプレイヤーもいます。

 

切断

切断のイメージ

 

みなさんもご存知の通り、7世代のレーティングバトルでは切断を行ったプレイヤー側の敗北として扱われます。

理論上、ワンターンキルならぬゼロターンキルを決めることが可能というわけです。

 

 

 

3つ目は「何も感じないタイプ」です。

 

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何も感じていないイメージ

 

精神修行を積んだプレイヤーは、一般的な配置学を熟知しながらも乱雑な配置に対しても動揺することなく挑んできます。

真の強者である彼らには、残念ながら配置学は通用しません。正々堂々、あなたのポケモンを信じて勝利を掴みましょう。

 

 

 

以上の3パターンのうち、前者2つのタイプなら勝負を有利に進められる可能性があります。

 

逆に、(1)のカバドリラティハッサムガッサスイクンの並びを見た相手はどう反応するでしょうか?

 

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そう、3番目の「何も感じないタイプ」しかありえないのです。

見せ合いから勝負は始まっているはずなのに、あなたはその勝負を捨てていることになります。

 

カバドリラティハッサムガッサスイクンの並びは確かに綺麗ですが、結局自己満足止まりです。

貪欲に勝ちを目指すなら、配置から相手を揺さぶるのが正しい選択だと言えます。

 

 

では、相手を効果的に揺さぶる配置は、どうすれば思いつけるのでしょうか。

 

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この配置のルールに正解は存在しませんが、先ほどの例のように不正解は存在します。

(1)の並びを知っていれば、どのように配置すれば相手を揺さぶることができるのか推測することができます。

効果的な配置を作り上げるためには、一般的で常識的な配置学を学んでおく必要があるのです。

 

 

 

最後に、今日のポイントをおさらいしておきましょう。

 

「綺麗な配置」は自己満足

意表を突く配置によって相手の油断・動揺を誘うべし

一般的な配置学を疎かにしてはいけない

 

 

本日の講義はいかがだったでしょうか?

みなさんが今日の講義内容を活かし、無事レート上位に入賞することを祈っています。

 

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それではまた次回の講義でお会いしましょう。さようなら。

 

 

 

 

 

 

 

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